2006年 09月 24日
女王組曲
1958年の10月、エリントンは、イギリスの芸術祭に招かれ、その後、
イギリス女王に招待され、女王と言葉を交わす機会を与えられました。
その時は、さすがのエリントンも緊張して言葉に詰まったそうです。
エリザベス女王に「前にイギリスにいらしたのは、何時ですか?」
と聞かれて、エリントンは、こう答えました。「1933年です。
女王様のお生まれになるずっと前のことですが(笑)。」
アメリカに帰ったエリントンが、その招待に感謝して作曲したのが、
この「女王組曲(The Queen's Suite)」です。エリントンは、
これを自費で録音し、たった一枚だけ、レコードをプレスして、
それをエリザベス女王に贈ったのでした。
優雅なエピソードですが、六曲から成るこの組曲はもっと優雅です。
特に、五曲目の「The Single Petal of a Rose(薔薇の花びら一つ)」は、
途中からバックにベースの和音が重なるものの、ほぼエリントンのソロ・ピアノで、
まるでオーケストラの演奏のように、美しいメロディーが奏せられます。
上記は他ホームページからの転載です、ごめん。
でもそも通り。
by bigmuff38
| 2006-09-24 01:08
| ジャズ
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